またもやコアジサシの記事です。
沖縄はこの鳥枯れの季節でも海岸沿いにいけば ほぼ確実になんらかのアジサシに会えて、その中でも特に数が多いコアジサシの写真をついつい撮影してしまうのでコアジサシ写真の在庫が過多気味です。
そんなわけで今回も週末コアジサシ観察報告です。
本当はエリグロアジサシ狙いだったのですが、今回も沖の方に集まっていてロクな写真が撮れなかったので 早々にコアジサシ観察に切り替えることにしました。
クロサギ2羽が目の前を飛び回る。
この日の潮目だと 起床と共に潮溜まりの小魚が食べ放題だったと思われ、満腹なのかマッタリと過ごすコアジサシ達。
そこへ先程のクロサギがコアジサシ達を追い払いながら降り立つ。
クロサギに追いやられて狭い場所への移動を余儀なくされたコアジサシ達は どこか不満そう。
満潮で干潟が隠れると護岸に野鳥が集まってくるのでそれらを観察するために移動するとコアジサシの雛達が居ました。
親鳥が帰ってくるのを待っている様子。
こちらは先に生まれた子のようで親鳥と変わらない大きさに育っています。
図体は大きくなっても親鳥に餌をねだる子コアジサシ。
しかし親鳥は咥えてきた小魚を見せつけた後 雛鳥には与えず すぐに飛び立ち追いかけて飛ぶように促しています。
雛の飛行トレーニングを行っているんですね。
先程の小さい方の雛のところへ親鳥が戻ってきて給餌しています。
この子もあと2週間ほどで飛行訓練開始です。
もう少し近くで撮影しようと数歩踏み出した途端、親鳥が警告音を発しながら私達の方へ向かってくるのが見えたので どうやら境界線ギリギリの所に立っていたのだと知り、元いた場所へ数歩後ずさったのですが、親鳥の敵愾心は収まらず なお警戒音を発し続けて飛び回っていたので この日はこれ以上刺激しないように退散する事にしました。
話は変わりますが浦添の海岸沿いでのんびりした翌日から妻が入院していて退屈な日々を過ごしています。
大病を予防するための措置なので病気ではないのですが手術はやはり事後経過が心配です。
何事もなく帰ってくる事を願います。