沖縄で野鳥観察

主に沖縄本島内を歩き回っています

カワウの群れ

庭のカンヒザクラ(寒緋桜)が満開です。

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三連休も天気が悪かったのですが中日は晴れたので妻と近場でバードウォッチングを行いました。

メモリーカードの容量ギリギリまで写真と動画を撮影しまくってブログ素材のストックがかなりできたので 今回はその中からカワウの写真を上げていこうと思います。

 

カワウは漫湖干潟での写真が主ですが先に2月上旬に三角池で撮影したカワウの写真を

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カワウ(豊見城市2022年2月4日)

常にカバンに放り込んで持ち歩いているPowerShot ZOOMでの撮影です。

この日は瀬長水路で潜水漁をしているカワウに出会いました。

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カワウ(豊見城市2022年2月4日)

カラスに驚いて逃げ出したのですが羽が濡れていて飛び立つ事ができず水面を走って逃げていきます。

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カワウ(豊見城市2022年2月4日)

カワウは羽毛の油分が少なく水を弾かないので潜水した直後は上の写真のように羽が水を吸ってしまい一時的に飛べなくなります。

 

ここからは三連休中の写真になります。

この日は早朝の三角池からスタート。

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カワウ(豊見城市2022年2月11日)

他の野鳥達の間でカワウ達が濡れた羽を干していました。


www.youtube.com

夜明け前から狩りをしていた様で羽を乾かしているのですが風が凪いでいるのでなかなか乾かず延々と翼を揺らしています。

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カワウ(豊見城市2022年2月11日)

隣で別のカワウも羽干し中。

 

その後は漫湖干潟へ移動。

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水鳥センターで野鳥を観察している最中、妻が遠くにカワウの群れを見つけたので近くで観察するために とよみ大橋へ。

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当たり前ですが橋の上からだと全体がよく見えます。

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カワウ(豊見城市2022年2月11日)

帰宅後 撮影した写真をつなぎ合わせてカウントしたところ写っているだけで129羽。

www.youtube.com

この規模の群れを見るのは久しぶりです。

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カワウ(豊見城市2022年2月11日)

ここのカワウ達も満腹の様で陽の光を浴びながら思い思いにのんびりしています。

 

帰り際 群から離れて単独で狩りをしているカワウに出会いました。

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カワウ(豊見城市2022年2月11日)

沖縄に飛来するカワウは若鳥が多いので この子も経験不足から警戒心が薄いのか遮蔽物が無い場所なのに3m程まで近寄らせてくれました。


www.youtube.com

私達のことをチラチラと見ているのでこちらの存在に気付いてはいるのでしょう。

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カワウ(豊見城市2022年2月11日)

ちなみこの時期のカワウは頭が白いのが婚姻色の成鳥で 首から胸が白いのが若鳥です。

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カワウ(那覇市2020年2月10日)

上の写真は2年前に撮影した婚姻色の成鳥です。参考までに。

okiyasu.hatenablog.com

 

金武町のチョウゲンボウ

先週末は毎度おなじみ金武町の農耕地区。

2週間ぶりのバードウォッチングだったので気合を入れて出かけたものの空振り感が否めない一日になってしまいましたがチョウゲンボウの写真だけは かなり撮れたので上げていきます。

 

冷たい強風が吹き荒れる中、後方から私達の頭上を1羽のチョウゲンボウが。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

頭上4mほどの高さを飛んで行きます。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

飛び去るかと思ったら戻ってきて私達を観察しています。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

しっかりカメラ目線ですね。

以前どこかで聞いた「野生動物達も人間を観察している」という言葉を思い出しましたが、誰の言葉でどこで聞いたのか思い出せません。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

危険はないと判断したのか早々に刈入れが終わったばかりの畑の上空に移動して旋回を始めました。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

この日は日が差すものの雲が多く背景が真っ白な為かAFが追従しないのでAF追従感度を下げてターゲットを全域に設定し可能な限りシャッタースピードを上げて連写。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

獲物を見つけられなかったのか森の方へ飛び去るチョウゲンボウ

 

体感は10分ほどに感じられましたが実際は2分も無い短い時間。その間にそこそこ枚数は撮れたのですが、近すぎたり遠すぎたりで良い写真がありません。

 

諦めきれずにしばらく同じ場所で待つことにした直後、間を置かずに戻ってきましたチョウゲンボウ

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

雲の切れ間に来た瞬間を狙って撮影。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

今度は遠いけど背中の色も視認できます。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

キョロキョロと地上を見回しながら獲物を探します。

もう私達には興味がないようです。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

今回は獲物を見つけることができなかった様でホバリングを見ることはできませんでしたが、間近に観察することもできたので有意義な日曜の朝になりました。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

また近いうちに会いに来るぞ。

 

話は変わりますがコメント欄に下記の様な書き込みをいただきました。

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電話番号があったので念の為ご本人に確認をとったうえで表示を承認しましたが、過去記事のコメント欄だと埋もれてしまうかと思いスクリーンショットを撮ってこちらにも掲載しておきます。

北中城村イカム周辺で迷子になっているとのことなので、沖縄在住で心当たりのある方は是非ご連絡願います。

okiyasu.hatenablog.com

 

2022年1月の野鳥

先週末の沖縄は天気が悪かったのでバードウォッチングはお休み。

 

それはさておき沖縄の1月は毎年雨がちで日照時間が少ないのですが今年はタイミングよく動けたのでそれなりに晴天の下で探鳥を楽しめました。

特に今年は年明けから数日晴天が続いたのですが年末年始の暴飲暴食ダメージが残っていて体が重たく感じたので新年最初の探鳥はお手軽な沖縄こどもの国のバードウォッチングデッキへ。

 

okiyasu.hatenablog.com

上記リンク先の記事には貼らなかった写真を上げていきます。

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キンクロハジロ(沖縄こどもの国2022年1月4日)

あまり良いことだとは思わないのですがここのキンクロハジロは人馴れしているので向こうから近寄って来ます。

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キンクロハジロ(沖縄こどもの国2022年1月4日)

キンクロハジロ達の間をオオバンも泳ぎ回っています。

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オオバン(沖縄こどもの国2022年1月4日)

この日はサシバの写真も沢山撮れました。

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サシバ(沖縄こどもの国2022年1月4日)

三連休も晴天が訪れたので他のバーダーさんに教えていただいた国頭村某所へ出向きチョウゲンボウにも出会うことも出来ました。

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チョウゲンボウ国頭村2022年1月9日)

水田にはカルガモ

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カルガモ国頭村2022年1月9日)

水路の上空にはミサゴ。

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ミサゴ(国頭村2022年1月9日)

詳しくはこちらの記事で↓

okiyasu.hatenablog.com

その翌日は久しぶりの三角池。

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コガモ豊見城市2022年1月10日)

ここでも名物バーダーの某氏のおかげでリュウキュウヨシゴイを観察することができました。

okiyasu.hatenablog.com

リュウキュウヨシゴイの他にもササゴイや、

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ササゴイ豊見城市2022年1月10日)

すでに三角池の常連と化したクロツラヘラサギも。

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クロツラヘラサギ豊見城市2022年1月10日)

そんな中に1羽荒ぶるアオサギが。

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アオサギ豊見城市2022年1月10日)

他のアオサギ達を威嚇して暴れまわっていました。

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アオサギ豊見城市2022年1月10日)

かなり気が立っていて周りが見えていないようで車道を練り歩き、通りがかったドライバー達に急ブレーキをかけさせまくっています。

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アオサギ豊見城市2022年1月10日)

上の写真は荒ぶるアオサギに追い立てられて水門の上に逃げた別のアオサギ

その後も私達から2mも離れていない池の手すりに止まり池に居る他のアオサギ達を睨みつけていました。

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アオサギ豊見城市2022年1月10日)

参考までに古い動画を。


www.youtube.com

動画は2018年に撮影したものですが、今回のアオサギ君も 自分の力量を見誤り実力者に挑んで敗れた動画のアオサギのようにならない事を祈ります。

 

その翌週はビンズイに会いたくなり読谷村へ。

okiyasu.hatenablog.com

今年も可愛らしいビンズイ達を気の済むまで観察できました。

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ビンズイ読谷村2022年1月16日)

ビンズイ達以外にも、

okiyasu.hatenablog.com

サシバ

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サシバ読谷村2022年1月16日)

シロハラに出会えました。

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シロハラ読谷村2022年1月16日)

でもこの日一番気になったのは隻眼のサシバ

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サシバ読谷村2022年1月16日)

片目が使えなくても逞しく生きています。

 

その翌週は もう少しチョウゲンボウの写真が欲しくて国頭村へ。

到着して直ぐにアマサギの群れに出会えました。

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アマサギ国頭村2022年1月22日)

冬羽なので地味ですね。

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アマサギ国頭村2022年1月22日)

近くにはイソヒヨドリ

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イソヒヨドリ国頭村2022年1月22日)

水路にはバン・オオバンと共にタシギが休んでいました。

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タシギ(国頭村2022年1月22日)

遠目には休んでいるように見えたタシギですが写真を拡大すると目を開けてこちらを警戒していたのがわかります。

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バン(国頭村2022年1月22日)

バンは若鳥を連れて採餌。

 

ここからリュウキュウ三連発。

まずは亜種リュウキュウメジロ。お腹の白色が目立ち声が甲高いのが特徴。

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リュウキュウメジロ国頭村2022年1月22日)

そしてリュウキュウツバメ。尾羽根が短く広げると白斑があるのが特徴。

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リュウキュウツバメ(国頭村2022年1月22日)

そして亜種リュウキュウヒヨドリ。頬の橙色が首まで続いているのが特徴です。

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リュウキュウヒヨドリ国頭村2022年1月22日)

この日は目当てのチョウゲンボウには会えなかったのですが、その代わりに複数のサシバに出会えたのでそちらは別記事にまとめました。

okiyasu.hatenablog.com

 

冒頭でも述べましたが沖縄は1年を通じて 日照時間が少なく、冬季はさらに雨がち。

海・空・太陽といったイメージで語られることが多い ここ沖縄ですが、転勤や移住などで2年以上住んでいる方々からは 夏場は台風、冬場は長雨のせいで晴天が少なくイメージと違う事に驚く声をよく耳にします。

福岡に住んでいた頃は野鳥を観察するだけで満足していたので天候はさほど気にもしていなかったのですが、沖縄に帰って来て 記録のためとはいえ写真を撮るようになってからは曇天・雨天だと気分が乗らなくなってしまいました。

 

所有している機材は動画用のガンマイク以外は防滴仕様なの雨天に写真を撮りに出かけない理由はないのですが…

 

光量が不足している天候でも綺麗な写真を撮る技術を身につければ 以前のように雨具を身に着け出かけられるようになるのかな?

 

国頭村のサシバ

先週末も国頭村へ行ってきました。

 

チョウゲンボウ狙いで2週間前より2時間早く到着したのですが、この日はチョウゲンボウには会えませんでした。

そのかわりに多数のサシバに出会えたので今回はその写真を上げていこうと思います。

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サシバ国頭村2022年1月22日)

到着して散策を開始した直後に出会ったサシバです。

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サシバ国頭村2022年1月22日)

眉斑も胸のウロコ模様もくっきりとした美人。

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サシバ国頭村2022年1月22日)

この日はサシバ達の他にもバン・リュウキュウヒヨドリリュウキュウメジロリュウキュウツバメ等の写真も撮れました。アカハラも見かけたのですが写真は間に合わず。

上の写真の子以外にも複数のサシバ達が飛び回っていたのですが、その中に1羽雰囲気の違う子が、

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サシバ国頭村2022年1月22日)

胸の模様が縦縞です。

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サシバ国頭村2022年1月22日)

サシバの幼鳥でした。

昨年生まれた若鳥で、今回が初めての渡りではないでしょうか。

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サシバ国頭村2022年1月22日)

サシバに限ったことではありませんが、成鳥に比べると警戒心が薄くて10m以内に近寄れるのも若鳥の特徴。

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サシバ国頭村2022年1月22日)

成鳥に比べると細身ですがやはり猛禽なので精悍な顔つきですね。

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サシバ国頭村2022年1月22日)

帰宅したあと 撮影したものの未現像のままフォルダに放り込んでいたRAW画像データを再度確認したところ これまでに幾度も幼鳥に出会っていた事が解りました。

サシバの幼鳥だと気づかずに失敗写真として削除してしまった画像データも多々あるのではないかと思い 後悔しています。

 

写りが悪くて人に見せられない写真だったとしても その後の探鳥や他のバーダーさんへの情報提供の為に記録として残しておくことも必要ですね。

 

okiyasu.hatenablog.com

 

毎年恒例のビンズイです

今年も読谷村某所へビンズイに会いに行ってきました。

 

前日の深酒がたたってスロースタートだったので現地へ到着した時はすでに日が昇っていてビンズイ達に会えるか不安でしたが車を降りて歩き始めると直ぐに元気な鳴き声が聞こえてきたので一安心。

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ビンズイ読谷村2022年1月16日)

鳴き声を頼りに松林の中へ入っていくと幸運にも枝の間を飛び回るビンズイ達をすぐに見つけることができました。

ビンズイは体長15㎝程の小さな鳥なうえに草地で抜群の効果を発揮するカモフラージュ柄に身を包んでいる為 地上に降りていると見つけにくいので 今回はラッキーです。

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ビンズイ読谷村2022年1月16日)

男性より女性のほうが色彩の判別や視野角に優れているので最近は妻の目に頼り切りなのですが、この日は珍しく私が先に見つけました。

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ビンズイ読谷村2022年1月16日)

今年も可愛さは変わらず。

松林内の遊歩道には家族連れや近くの中学校の運動部員などが大きな声を出しながら通り過ぎていきますがさほど気にもしていない様子。

興味がない人ほど野鳥に好かれ 興味津々で凝視するバーダーは野鳥に嫌われるものなのですが ここの野鳥達は何故か私たちの方へ自ら寄ってきます。

 

そんな中オスのツミの鳴き声が林の中に響き渡ります。

動画がわかりやすいのでよろしければご視聴ください。


www.youtube.com

通りかかった体育会系男子中学生達の不快な会話が被っていたので ツミが鳴いた瞬間の様子はカットしましたが、その後 採餌を中断して草むらにうずくまり捕食者をやり過ごす姿が映っています。

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ビンズイ読谷村2022年1月16日)

ツミの繁殖地でもあるこの松林で採餌する小鳥たちが 自ら人間に近寄ってくるのはツミや野良猫から身を守るためなのかもしれません。

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ビンズイ読谷村2022年1月16日)

妻のカウントではこの日のビンズイは8羽。

 

朝鮮半島中国東北部などから越冬のために飛来し越冬地では少数のグループに別れて行動するそうです。

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ビンズイ読谷村2022年1月16日)

今年もビンズイ達の可愛らしい姿を堪能できて満足です。

それにしてもまたコロナウイルスの蔓延で動きがとりづらくなってきました。

 

前述した男子中学生達は、「マスクを着けるのは弱虫でコロナウイルスを怖がると女子にモテない」などといった事を言いながらはしゃぎまわっていました。

 

沖縄では事が起こると全て米軍と日本政府のせいにするのが通例ですが感情だけで行動して論理的な思考ができないという県民性も悪い事態が長引く要因の一つではないかと思います。

 

それにしても何時まで続くのでしょう。早く県外の探鳥地に遠征したいです。

 

okiyasu.hatenablog.com

 

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読谷村で探鳥

先週末は読谷村へ行ってきました。

 

猛禽類・アジサシ類と同じくらい好きなビンズイに今年も会いたくなったので天候はいまいちでしたがバードウォッチングを敢行。

曇天の松林内でしたが思ったより明るく、それなりに満足できる写真も撮れました。

 

読谷村へ到着した後 車を降りて前述の松林へ向かう途中 進行方向からサシバの鳴き声が聞こえてきたので慎重に歩いていくと居ましたオスのサシバ

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サシバ読谷村2022年1月16日)

沖縄にしては寒い朝だったので羽毛を膨らませています。

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サシバ読谷村2022年1月16日)

サシバの写真を撮っている最中に松林の中央付近からビンズイの鳴き声が聞こえてきたので移動することに。

 

小さな野鳥を探すときは私のポンコツな眼はあまり役に立たないので いつも妻の目が頼りなのですが今回は私が先にビンズイを見つけました。

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ビンズイ読谷村2022年1月16日)

大量に写真が撮れたのでビンズイは記事を分けます。

 

ビンズイたちと一緒にシロハラも採餌を行っていました。

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シロハラ読谷村2022年1月16日)

シロハラも近寄らせてくれたので表情まで写すことができて満足です。

 

シロハラを観察していると突然オスのツミの鳴き声が。

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シロハラ読谷村2022年1月16日)

上空を見回すシロハラ

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シロハラ読谷村2022年1月16日)

採餌を中断してベンチの下に避難します。

ビンズイも動きを止め草むらにうずくまりツミをやり過ごします。

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ビンズイ読谷村2022年1月16日)

ツミが去り 行動を再開したビンズイ達を思う存分撮影した後、腹が減ってきたので昼食をとるため車へ戻ることに。

 

駐車場に戻ると近くの電線に先ほどとは別のサシバが居たのでカメラを向けました。

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サシバ読谷村2022年1月16日)

このサシバ、撮影中 何か違和感を感じていたのですが 帰宅後 写真を拡大して違和感の理由が解りました。

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サシバ読谷村2022年1月16日)

左目を失っているようです。

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サシバ読谷村2022年1月16日)

事故か病か抗争か、隻眼でも狩りができる様で野生動物の逞しさに驚かされます。

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サシバ読谷村2022年1月16日)

撮影時は左目の欠損に気づかなかったのですが 狩りの邪魔だと言わんばかりに睨まれていたので退散することにしました。

午後から雨という予報どおり 空が暗くなってきたのでこの日の探鳥はここで終了。

 

okiyasu.hatenablog.com

 

リュウキュウヨシゴイ

三連休最後の朝、急に思いたち三角池へ行ってきました。

いつものようにカモたちを眺めていると三角池の名物バーダー某氏に手招きされたので近づいて指差す方向を見ると、珍鳥リュウキュウヨシゴイが。

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リュウキュウヨシゴイ豊見城市2022年1月10日)

飼育されているリュウキュウヨシゴイは見たことがあるので全くの初見ではありませんが野生の個体を間近で観察するのは初めてです。

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リュウキュウヨシゴイ豊見城市2022年1月10日)

淀みに溜まった枯れ枝の下に集まる小魚を狙っているようです。

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リュウキュウヨシゴイ豊見城市2022年1月10日)

警戒心が強いリュウキュウヨシゴイが日中開けた場所を長時間出歩くことは稀。

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リュウキュウヨシゴイ豊見城市2022年1月10日)

動画も撮影できました。

www.youtube.com

動画の後半は動きがないので早送りにしています。

 

ここからは動画からの切り出し。

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リュウキュウヨシゴイ豊見城市2022年1月10日)

体全体の色目や胸の模様からオスだということがわかります。

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リュウキュウヨシゴイ豊見城市2022年1月10日)

三角池に通い始めた頃からチラホラ姿を見かけてはいましたが いつも一瞬で視界から消えてしまっていたのでこれほど近い位置でじっくり観察できて幸せ。

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リュウキュウヨシゴイ豊見城市2022年1月10日)

ゴイサギササゴイと同様に普段は折りたたんでいますがサギの仲間なの長い首を持っています。

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リュウキュウヨシゴイ豊見城市2022年1月10日)

やはり動画からの切り出しは画質がいまいちですね。

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リュウキュウヨシゴイ豊見城市2022年1月10日)

最後は解像度の高い写真で〆

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リュウキュウヨシゴイ豊見城市2022年1月10日)

20分ほど強我々の前を行き来してくれたので心ゆくまで観察できました。教えていただいた某氏に感謝です。

 

それにしても去年の年末から他のバーダーさん達にお世話になっています。

 

これまで基本的にソロで活動していましたが やはり情報交換は大事ですね。

 

とはいえこの御時世、人とコミニュケーションがとりにくいのも事実。早く今まで通りの世の中に戻って欲しいものです。

okiyasu.hatenablog.com

 
 
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