沖縄で野鳥観察

主に沖縄本島内を歩き回っています

秋の沖縄こどもの国

台風14号が通過中の日曜の朝、二度寝から目覚めると 普段は行楽に関して受動的な妻が珍しく自発的に「ここに行きたい」とネット記事を見せてきたので確認すると 沖縄こどもの国で9月17日から三日間だけヤンバルクイナを一般に限定公開するとのこと。

 

というわけで翌月曜の敬老の日、沖縄こどもの国へ妻と一緒に行ってきました。

連休と限定公開の最終日ということもありゲート前に長蛇の列ができていたのでヤンバルクイナの元へは 通常展示を見て回ってから家族連れの集団と時間をずらして行くことにしました。

 

サシバ、前回来たときより太ったように見えます。

サシバ(沖縄こどもの国2022年9月19日)

ミサゴ達は飛び回ることができずイライラしているのか3羽で小競り合いを続けていました。

ミサゴ(沖縄こどもの国2022年9月19日)

ミサゴ達の隣のスペースにはカンムリワシ

カンムリワシ(沖縄こどもの国2022年9月19日)

隣で騒いでいるミサゴ達が癇に障るのか冠羽を逆立てたりしています。

 

行く先々で鳴き声だけは聞いているけど野生の個体の写真は一枚も撮れていないアカショウビン

アカショウビン(沖縄こどもの国2022年9月19日)

ミゾゴイは気づかれていないと思っているのかバードケージに近寄っても逃げません。

ミゾゴイ(沖縄こどもの国2022年9月19日)

そんな感じで常設展示コーナーをのんびり見て回った後はいよいよ お目当てのヤンバルクイナです。

ヤンバルクイナ(沖縄こどもの国2022年9月19日)

3羽を飼育中とのこと。

環境省の「ヤンバルクイナ保護増殖事業」により、国頭村で70羽以上のヤンバルクイナを飼育しているそうですが、今年の1月からリスク分散のため沖縄こどもの国でも飼育を開始することになったそうです。

ヤンバルクイナ(沖縄こどもの国2022年9月19日)

ここのヤンバルクイナ国頭村の施設で生まれた子達とのことで、今回は9月17日の語呂合わせの「クイナの日」に合わせて特別に一般公開することになったそうです。

 

ヤンバルクイナをゆっくり見たいのはやまやまですが、ここは「こどもの国」。子供達に場を譲るため後ろ髪をひかれながら常設展示コーナーへ戻ることにしました。

 

そういえば前回は良い写真が撮れなかったのを思い出しオシドリのケージへ。

オシドリ♀(沖縄こどもの国2022年9月19日)

ナイロンネットが貼られているのでやはり上手く撮れません。

オシドリ♂(沖縄こどもの国2022年9月19日)

その後は哺乳類と爬虫類のコーナーを見学した後、外部から野鳥がやってくる水と緑の広場のバードウォッチングデッキへ。

 

遠くて暗いですが妻がシロハラクイナを見つけました。

シロハラクイナ(沖縄こどもの国2022年9月19日)

幼鳥のようです。

シロハラクイナ(沖縄こどもの国2022年9月19日)

この日は150mmレンズ。300mmレンズを持って行けばよかった。

 

そして時期外れなキンクロハジロ

キンクロハジロ♀(沖縄こどもの国2022年9月19日)

この子は右の羽が動かなく飛べないようです。

www.youtube.com

動画も撮影したのですが不特定多数の行楽客の会話がまるごと入っていたので音声はカットしました。

 

野生のヤンバルクイナは2度ほど遭遇していますが、「車で移動中に前に飛び出してきて急ブレーキ」など落ち着いて観察できた事が無く落ち着いて観察する機会を与えてくれた関係各位に感謝。

ついでに 沖縄本島ではヤンバルクイナよりレアだと言われているシロハラクイナにも会えたし、妻の喜ぶ顔も見ることができて充実した一日でした。

 

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