今回は前回のシギ・チドリまとめ記事と同日・同所の瀬長水路にて行った夕方バードウォッチングで撮影した サギ類のまとめ記事にしようと思います。
まずはコサギから。
冠羽を風にたなびかせながら餌を探すコサギ。顔に婚姻色が出ていますが顔に少し違和感。
コサギの婚姻色は左側のように普通はピンク色になるのですが 今回撮影したコサギは
まるでダイサギの婚姻色のように緑色っぽく見えます。婚姻色がきれいに発色する前の段階なのでしょうか。
その後水路のそばを歩き三角池に向かう途中で 護岸の死角にいたササゴイに気づかず、意図せずに驚かせてしまった。
感情の高ぶりを表す冠羽を逆立てていたので、脅かされて不機嫌だったようです。
三角池に到着後すぐ視界に入ってきたバンの親子に夢中になっていて気づかなかったのですが、妻がリュウキュウヨシゴイを見つけて私に教えてくれました。
首を畳んでいることが多いのでずんぐりして見えますがこちらもサギの仲間で、薄明薄暮せいなのか夕方に出会うことが多い印象です。
下の2枚は妻がNikon COOLPIX P950で撮影したリュウキュウヨシゴイ。
縦縞があるのでメスですね。
私達に見られていることに気付いたのか直ぐに葦原に引っ込んでしまいました。
三角池を後にして再び水路沿いに歩いていると 珍しくクロツラヘラサギ達と一緒にいた
2羽のアオサギが三角池の方へ飛んでいくのが見えました。
アオサギ達は腹を満たして寝る態勢に入ったようで塒に行ってしまったのですが、コサギ達はその後もしばらく採餌を続けていました。
見慣れたコサギも繁殖期の鮮やかな婚姻色はいつもとは違う雰囲気でいいですね。
採餌していたコサギに別から飛んできたコサギが一声かけるとその後をついて行くように連れ立って飛んでいく姿が美しくて何枚も撮影したのですが、ピントが合っていたのは上の一枚だけで少しガッカリ。
次回は同じ瀬長水路で撮影したクロツラヘラサギの写真をまとめようと思います。