今回も瀬長水路周辺で撮影した写真の中からクロツラヘラサギの写真を上げていきます。
力関係ではクロツラヘラサギ>アオサギなので、クロツラヘラサギがアオサギの周りを取り囲んで圧力をかけているようにも見えます。
クロツラヘラサギ、ユーモラスな見た目に反して意外と好戦的なんですよ。
それはそうと今回は 標識をつけているクロツラヘラサギは見かけませんでした。
ここにいるのは居残り組なのでしょう、嘴のシワが少ない若い個体ばかりなので繁殖可能なクロツラヘラサギは北へ旅立ったようです。
4羽の中に1羽ヘラサギが混ざっていました。
クロツラヘラサギとヘラサギは交配可能だそうで交雑種も確認されているとのことですがこの子はどうなのでしょう。
地域柄クロツラヘラサギを見慣れてしまったので最近はヘラサギのほうがレアに感じてしまう。
名前に「サギ」と入っていますがサギ科ではなくトキ科なので飛ぶ時は首をたたまず真っ直ぐ伸ばして飛びます。
毎度見るたびに思うのですが、飛ぶとき嘴は邪魔にならにのでしょうか。
希少種であるはずのクロツラヘラサギですが冬場だけではなく越夏する個体も増えてきた為、ここ沖縄では一年中姿を見かけるようになり、初めて姿を見た時の感動は もう無いのですが 行動が活発な野鳥なので眺めていて飽きないのがクロツラヘラサギ。
世界的にも個体数が回復してきているとのことで今後も三角池では シギ・チドリ達を蹴散らしながら採餌したりアオサギに因縁をつけて追い払ったりする姿を見ることができそうです。