沖縄で野鳥観察

主に沖縄本島内を歩き回っています

2022年2月の野鳥

2月の沖縄は天気が悪いのが通常ですが、今年は特に天候不順が続き バードウォッチングに適した日が少なかったのですが雲が切れた時を狙って撮影した写真を上げていこうと思います。

 

2月最初のバードウォッチングは三角池から。

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クロツラヘラサギ豊見城市2022年2月4日)

休憩も兼ねていたので滞在時間も短く、撮影もコンパクトカメラですが、立ち去る寸前目の前にメスのイソヒヨドリがやってきたので運転席から動画を撮影しました。


www.youtube.com

 

その2日後の週末は朝から晴れていたので妻を連れ金武町へ。

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チュウサギ金武町2022年2月6日)

珍しい野鳥には出会えませんでしたが、どの子も羽色が鮮やかな夏羽に変わりつつあり今年ももうすぐ冬鳥たちが旅立っていく季節がやって来る事を感じました。

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コチドリ金武町2022年2月6日)

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コチドリ金武町2022年2月6日)

イソヒヨドリも鮮やかな青。

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イソヒヨドリ♂(金武町2022年2月6日)

ミサゴもそろそろ渡りの準備に入ったようで狩りの頻度が上がっています。

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ミサゴ(金武町2022年2月6日)

その後天気の悪い日が続いたのですが三連休初日は雨の予報が外れ気持ちの良い晴天だったので那覇市から豊見城市周辺でアチラコチラと場所を変えながら鳥見。

 

まずカモ類目当てで三角池に行ったのですがこの日は全体的に少なめ。

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アオサギ豊見城市2022年2月11日)

動画は採餌中のコガモ


www.youtube.com

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ヒバリシギ豊見城市2022年2月11日)

ヒバリシギコチドリも少なめ。


www.youtube.com

コチドリの可愛い足踏み採餌を近くで見ることができたので動画を撮影したあと水路の方へ移動。

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イソシギ豊見城市2022年2月11日)

水路の方もいつものメンバー。

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アカアシシギ(豊見城市2022年2月11日)

カワセミは近くの同族に向けてテリトリーコールを繰り返していました。

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カワセミ♂(豊見城市2022年2月11日)

狩りの最中のササゴイ

狩りの最中はとにかく動かないササゴイの動画は 面白さのかけらもなかったので編集せずにそのまま保存フォルダの中に放り込んでしまいました。

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ササゴイ豊見城市2022年2月11日)

その後漫湖水鳥湿地センターへ移動してカワウの群れやミサゴを観察してこの日の探鳥は終了。

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ハヤブサ豊見城市2022年2月11日)


www.youtube.com

別記事にまとめたので興味のある方はそちらもどうぞ。

okiyasu.hatenablog.com

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中旬以降は更に雨が続きバードウォッチングに出かけるのが億劫になる日々が続いていたのですが親類の元を訪問したあと時間が空いたので金城ダムに立ち寄りお手軽探鳥。

okiyasu.hatenablog.com

月末は長く降り続いた雨も一休みで数日晴れが続いたので、海岸に集うカモ達を見るため糸満市へ。

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イソヒヨドリ糸満市2022年2月26日)

農地を歩き海岸へ出るとすぐに野鳥たちが。

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アオアシシギ糸満市2022年2月26日)

目的のカモの群れも居ました。

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カモ混成(糸満市2022年2月26日)

数が多く目立ったのはヒドリガモコガモ

オナガガモハシビロガモも確認できました。

カモ達の他にはミサゴやクロサギオオバン等。

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クロサギ:白色型(糸満市2022年2月26日)

車を止めていた公園にはメジロシジュウカラ

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シジュウカラ糸満市2022年2月26日)

糸満での探鳥も別記事にまとめます。

 

今年は天候不良が続いたにしてはバードウォッチングを楽しめたのではないかと思います。

沖縄はこれから旅鳥シーズンに突入です。旅鳥は長くても10日ほどしか滞在しないので出会える事を願うばかりです。





那覇市で探鳥

妻と親類の店を訪問したその後、予定もなかったので帰り道に金城ダムへ立ち寄って お気軽バードウォッチングをしてきました。

 

今回は身軽なコンパクトカメラ2台で妻と二人だけの撮影会です。

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アオサギ那覇市2022年2月21日)

上のアオサギは妻がCanon PowerShot ZOOMで撮影したもの。

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アオサギ那覇市2022年2月21日)

2枚めのアオサギは ほぼ同時に私がSONY Cyber-shot HX60Vで撮影したもの。

今回はこの2機種の写真が混在します。

 

まず目についたのはカワウの小規模な群れ。

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カワウ(那覇市2022年2月21日)

前回の大規模な群れとは違いほとんどが成鳥で 婚姻色が出ている個体も散見されます。

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カイツブリ那覇市2022年2月21日)

そんなカワウ達の間をカイツブリが泳ぎ回っています。

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カイツブリ那覇市2022年2月21日)

カイツブリも羽色が濃くなってきています。

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カイツブリ那覇市2022年2月21日)

上の写真はPowerShot での撮影で下の写真がCyber-shot

同じ被写体を私と妻とでほぼ同時に撮影していたようです。

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カイツブリ那覇市2022年2月21日)

動画も撮影したのですが曇天&手持ちなので編集時に補正しまくった為だいぶ荒れてしまいました。


www.youtube.com

8年前の機種なのにCyber-shotの方が画質は良いようですが こちらにはファインダーが無いので動く小さな被写体を追うのが難しかった為 動画はPowerShotで撮影しました。

カメラの話はこのくらいにしておきましょう。

 

カイツブリ達が近づいてきてくれたので興奮してつい身を乗り出した際、膝をしたたかに打ち付けて悶絶してしまいました。

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カイツブリ那覇市2022年2月21日)

間近で見ると更にかわいい。

 

下池から上池の方へ歩いていくと両池を結ぶ放水路が有り そこではオオバンが30羽ほど屯して藻を喰んでいます。

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オオバン那覇市2022年2月21日)

姿が見えないと思っていたノバリケン達もこちらに居ました。

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バリケン那覇市2022年2月21日)

私達に驚いて側溝からイソシギも飛び出してきました。

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イソシギ那覇市2022年2月21日)

上池の方にもカワウ達がいます。

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カワウ(那覇市2022年2月21日)

こちらのカワウも成鳥が多いようですが若鳥もチラホラ。

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カワウ(那覇市2022年2月21日)

下池に居たのとは別のカイツブリ

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カイツブリ那覇市2022年2月21日)

ダムの下池を一周してダム本体の方へ戻るとカワウ達が水路の上に集まっていました。

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カワウ(那覇市2022年2月21日)

駐車場に戻ると頭上をミサゴが通り過ぎて行きました。

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ミサゴ(那覇市2022年2月21日)

この日は他にもサシバチョウゲンボウも居たのですが写真はきれいに撮れませんでした。

 

滞在中 雨が降らなくてよかった。

軽装備かつ気軽な散策でバードウォッチング本来の楽しさを思い出すことができました。

 

とはいえこの時期の沖縄は毎年のことながら雨続きで曇りがちな天気が続くので気が滅入ります。

もう1週間も陽の光に当たっていないんでカビが生えそう…

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ミサゴを見下ろす

先日近場でバードウォッチングを行った際 とよみ大橋の上からミサゴを観察したので

その時に撮影した写真を上げていこうと思います。

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ミサゴ(豊見城市2022年2月11日)

前回の記事で取り上げたカワウの群れに近づくため とよみ大橋を渡っている最中にいつもとは違う飛び方をするミサゴを見つけたのでしばらく観察することにしました。

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ミサゴ(豊見城市2022年2月11日)

水浴びをしています。水に浮いているように見えますが河口付近の干潟なので水深はそれほど深くなく足は水底についています。

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ミサゴ(豊見城市2022年2月11日)

飛び立ったたかと思えばまた着水してジャブジャブ。

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ミサゴ(豊見城市2022年2月11日)

あまり出来の良い動画ではありませんが、静止画よりこちらの方がわかり易いかもしれません。


www.youtube.com

一脚を持って出ていたのですがセットする暇が無かったので、動画は上下のブレが酷いです。

当たり前だとは思いますがミサゴも水浴びをするんですね。

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ミサゴ(豊見城市2022年2月11日)

あとから別のミサゴが2羽やってきてこちらも水浴びをしていました。

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ミサゴ(豊見城市2022年2月11日)

後から来た2羽は連れ立って行動しています。

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ミサゴ(豊見城市2022年2月11日)

いつも下から見上げるばかりのミサゴを上から見下ろすのも面白い。

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ミサゴ(豊見城市2022年2月11日)

サッパリした様で翼を乾かし始めたのでミサゴの観察を終え 当初の目的であるカワウの群れの方に向かいました。

 

話は変わりますが、OMデジタルソリューションズが新型カメラを発表しましたね。新ブランドに移行して一発目なので気合が入った製品のようで期待が高まります。

私は職業柄 カメラだけではなくすべての工業製品は 基本的に新製品を発売日に購入することはなくしばらく様子を見て問題点や欠陥が改善されてから購入を検討し始めるのですが、今回は予約購入しようと思っています。

とはいえ現在使用しているEM-1mk2もまだまだ元気なので、1週間くらいは考えてみようかな。

 

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カワウの群れ

庭のカンヒザクラ(寒緋桜)が満開です。

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三連休も天気が悪かったのですが中日は晴れたので妻と近場でバードウォッチングを行いました。

メモリーカードの容量ギリギリまで写真と動画を撮影しまくってブログ素材のストックがかなりできたので 今回はその中からカワウの写真を上げていこうと思います。

 

カワウは漫湖干潟での写真が主ですが先に2月上旬に三角池で撮影したカワウの写真を

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カワウ(豊見城市2022年2月4日)

常にカバンに放り込んで持ち歩いているPowerShot ZOOMでの撮影です。

この日は瀬長水路で潜水漁をしているカワウに出会いました。

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カワウ(豊見城市2022年2月4日)

カラスに驚いて逃げ出したのですが羽が濡れていて飛び立つ事ができず水面を走って逃げていきます。

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カワウ(豊見城市2022年2月4日)

カワウは羽毛の油分が少なく水を弾かないので潜水した直後は上の写真のように羽が水を吸ってしまい一時的に飛べなくなります。

 

ここからは三連休中の写真になります。

この日は早朝の三角池からスタート。

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カワウ(豊見城市2022年2月11日)

他の野鳥達の間でカワウ達が濡れた羽を干していました。


www.youtube.com

夜明け前から狩りをしていた様で羽を乾かしているのですが風が凪いでいるのでなかなか乾かず延々と翼を揺らしています。

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カワウ(豊見城市2022年2月11日)

隣で別のカワウも羽干し中。

 

その後は漫湖干潟へ移動。

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水鳥センターで野鳥を観察している最中、妻が遠くにカワウの群れを見つけたので近くで観察するために とよみ大橋へ。

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当たり前ですが橋の上からだと全体がよく見えます。

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カワウ(豊見城市2022年2月11日)

帰宅後 撮影した写真をつなぎ合わせてカウントしたところ写っているだけで129羽。

www.youtube.com

この規模の群れを見るのは久しぶりです。

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カワウ(豊見城市2022年2月11日)

ここのカワウ達も満腹の様で陽の光を浴びながら思い思いにのんびりしています。

 

帰り際 群から離れて単独で狩りをしているカワウに出会いました。

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カワウ(豊見城市2022年2月11日)

沖縄に飛来するカワウは若鳥が多いので この子も経験不足から警戒心が薄いのか遮蔽物が無い場所なのに3m程まで近寄らせてくれました。


www.youtube.com

私達のことをチラチラと見ているのでこちらの存在に気付いてはいるのでしょう。

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カワウ(豊見城市2022年2月11日)

ちなみこの時期のカワウは頭が白いのが婚姻色の成鳥で 首から胸が白いのが若鳥です。

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カワウ(那覇市2020年2月10日)

上の写真は2年前に撮影した婚姻色の成鳥です。参考までに。

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金武町のチョウゲンボウ

先週末は毎度おなじみ金武町の農耕地区。

2週間ぶりのバードウォッチングだったので気合を入れて出かけたものの空振り感が否めない一日になってしまいましたがチョウゲンボウの写真だけは かなり撮れたので上げていきます。

 

冷たい強風が吹き荒れる中、後方から私達の頭上を1羽のチョウゲンボウが。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

頭上4mほどの高さを飛んで行きます。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

飛び去るかと思ったら戻ってきて私達を観察しています。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

しっかりカメラ目線ですね。

以前どこかで聞いた「野生動物達も人間を観察している」という言葉を思い出しましたが、誰の言葉でどこで聞いたのか思い出せません。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

危険はないと判断したのか早々に刈入れが終わったばかりの畑の上空に移動して旋回を始めました。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

この日は日が差すものの雲が多く背景が真っ白な為かAFが追従しないのでAF追従感度を下げてターゲットを全域に設定し可能な限りシャッタースピードを上げて連写。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

獲物を見つけられなかったのか森の方へ飛び去るチョウゲンボウ

 

体感は10分ほどに感じられましたが実際は2分も無い短い時間。その間にそこそこ枚数は撮れたのですが、近すぎたり遠すぎたりで良い写真がありません。

 

諦めきれずにしばらく同じ場所で待つことにした直後、間を置かずに戻ってきましたチョウゲンボウ

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

雲の切れ間に来た瞬間を狙って撮影。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

今度は遠いけど背中の色も視認できます。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

キョロキョロと地上を見回しながら獲物を探します。

もう私達には興味がないようです。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

今回は獲物を見つけることができなかった様でホバリングを見ることはできませんでしたが、間近に観察することもできたので有意義な日曜の朝になりました。

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チョウゲンボウ金武町2022年2月6日)

また近いうちに会いに来るぞ。

 

話は変わりますがコメント欄に下記の様な書き込みをいただきました。

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電話番号があったので念の為ご本人に確認をとったうえで表示を承認しましたが、過去記事のコメント欄だと埋もれてしまうかと思いスクリーンショットを撮ってこちらにも掲載しておきます。

北中城村イカム周辺で迷子になっているとのことなので、沖縄在住で心当たりのある方は是非ご連絡願います。

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2022年1月の野鳥

先週末の沖縄は天気が悪かったのでバードウォッチングはお休み。

 

それはさておき沖縄の1月は毎年雨がちで日照時間が少ないのですが今年はタイミングよく動けたのでそれなりに晴天の下で探鳥を楽しめました。

特に今年は年明けから数日晴天が続いたのですが年末年始の暴飲暴食ダメージが残っていて体が重たく感じたので新年最初の探鳥はお手軽な沖縄こどもの国のバードウォッチングデッキへ。

 

okiyasu.hatenablog.com

上記リンク先の記事には貼らなかった写真を上げていきます。

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キンクロハジロ(沖縄こどもの国2022年1月4日)

あまり良いことだとは思わないのですがここのキンクロハジロは人馴れしているので向こうから近寄って来ます。

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キンクロハジロ(沖縄こどもの国2022年1月4日)

キンクロハジロ達の間をオオバンも泳ぎ回っています。

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オオバン(沖縄こどもの国2022年1月4日)

この日はサシバの写真も沢山撮れました。

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サシバ(沖縄こどもの国2022年1月4日)

三連休も晴天が訪れたので他のバーダーさんに教えていただいた国頭村某所へ出向きチョウゲンボウにも出会うことも出来ました。

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チョウゲンボウ国頭村2022年1月9日)

水田にはカルガモ

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カルガモ国頭村2022年1月9日)

水路の上空にはミサゴ。

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ミサゴ(国頭村2022年1月9日)

詳しくはこちらの記事で↓

okiyasu.hatenablog.com

その翌日は久しぶりの三角池。

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コガモ豊見城市2022年1月10日)

ここでも名物バーダーの某氏のおかげでリュウキュウヨシゴイを観察することができました。

okiyasu.hatenablog.com

リュウキュウヨシゴイの他にもササゴイや、

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ササゴイ豊見城市2022年1月10日)

すでに三角池の常連と化したクロツラヘラサギも。

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クロツラヘラサギ豊見城市2022年1月10日)

そんな中に1羽荒ぶるアオサギが。

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アオサギ豊見城市2022年1月10日)

他のアオサギ達を威嚇して暴れまわっていました。

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アオサギ豊見城市2022年1月10日)

かなり気が立っていて周りが見えていないようで車道を練り歩き、通りがかったドライバー達に急ブレーキをかけさせまくっています。

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アオサギ豊見城市2022年1月10日)

上の写真は荒ぶるアオサギに追い立てられて水門の上に逃げた別のアオサギ

その後も私達から2mも離れていない池の手すりに止まり池に居る他のアオサギ達を睨みつけていました。

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アオサギ豊見城市2022年1月10日)

参考までに古い動画を。


www.youtube.com

動画は2018年に撮影したものですが、今回のアオサギ君も 自分の力量を見誤り実力者に挑んで敗れた動画のアオサギのようにならない事を祈ります。

 

その翌週はビンズイに会いたくなり読谷村へ。

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今年も可愛らしいビンズイ達を気の済むまで観察できました。

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ビンズイ読谷村2022年1月16日)

ビンズイ達以外にも、

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サシバ

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サシバ読谷村2022年1月16日)

シロハラに出会えました。

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シロハラ読谷村2022年1月16日)

でもこの日一番気になったのは隻眼のサシバ

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サシバ読谷村2022年1月16日)

片目が使えなくても逞しく生きています。

 

その翌週は もう少しチョウゲンボウの写真が欲しくて国頭村へ。

到着して直ぐにアマサギの群れに出会えました。

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アマサギ国頭村2022年1月22日)

冬羽なので地味ですね。

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アマサギ国頭村2022年1月22日)

近くにはイソヒヨドリ

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イソヒヨドリ国頭村2022年1月22日)

水路にはバン・オオバンと共にタシギが休んでいました。

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タシギ(国頭村2022年1月22日)

遠目には休んでいるように見えたタシギですが写真を拡大すると目を開けてこちらを警戒していたのがわかります。

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バン(国頭村2022年1月22日)

バンは若鳥を連れて採餌。

 

ここからリュウキュウ三連発。

まずは亜種リュウキュウメジロ。お腹の白色が目立ち声が甲高いのが特徴。

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リュウキュウメジロ国頭村2022年1月22日)

そしてリュウキュウツバメ。尾羽根が短く広げると白斑があるのが特徴。

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リュウキュウツバメ(国頭村2022年1月22日)

そして亜種リュウキュウヒヨドリ。頬の橙色が首まで続いているのが特徴です。

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リュウキュウヒヨドリ国頭村2022年1月22日)

この日は目当てのチョウゲンボウには会えなかったのですが、その代わりに複数のサシバに出会えたのでそちらは別記事にまとめました。

okiyasu.hatenablog.com

 

冒頭でも述べましたが沖縄は1年を通じて 日照時間が少なく、冬季はさらに雨がち。

海・空・太陽といったイメージで語られることが多い ここ沖縄ですが、転勤や移住などで2年以上住んでいる方々からは 夏場は台風、冬場は長雨のせいで晴天が少なくイメージと違う事に驚く声をよく耳にします。

福岡に住んでいた頃は野鳥を観察するだけで満足していたので天候はさほど気にもしていなかったのですが、沖縄に帰って来て 記録のためとはいえ写真を撮るようになってからは曇天・雨天だと気分が乗らなくなってしまいました。

 

所有している機材は動画用のガンマイク以外は防滴仕様なの雨天に写真を撮りに出かけない理由はないのですが…

 

光量が不足している天候でも綺麗な写真を撮る技術を身につければ 以前のように雨具を身に着け出かけられるようになるのかな?

 

国頭村のサシバ

先週末も国頭村へ行ってきました。

 

チョウゲンボウ狙いで2週間前より2時間早く到着したのですが、この日はチョウゲンボウには会えませんでした。

そのかわりに多数のサシバに出会えたので今回はその写真を上げていこうと思います。

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サシバ国頭村2022年1月22日)

到着して散策を開始した直後に出会ったサシバです。

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サシバ国頭村2022年1月22日)

眉斑も胸のウロコ模様もくっきりとした美人。

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サシバ国頭村2022年1月22日)

この日はサシバ達の他にもバン・リュウキュウヒヨドリリュウキュウメジロリュウキュウツバメ等の写真も撮れました。アカハラも見かけたのですが写真は間に合わず。

上の写真の子以外にも複数のサシバ達が飛び回っていたのですが、その中に1羽雰囲気の違う子が、

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サシバ国頭村2022年1月22日)

胸の模様が縦縞です。

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サシバ国頭村2022年1月22日)

サシバの幼鳥でした。

昨年生まれた若鳥で、今回が初めての渡りではないでしょうか。

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サシバ国頭村2022年1月22日)

サシバに限ったことではありませんが、成鳥に比べると警戒心が薄くて10m以内に近寄れるのも若鳥の特徴。

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サシバ国頭村2022年1月22日)

成鳥に比べると細身ですがやはり猛禽なので精悍な顔つきですね。

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サシバ国頭村2022年1月22日)

帰宅したあと 撮影したものの未現像のままフォルダに放り込んでいたRAW画像データを再度確認したところ これまでに幾度も幼鳥に出会っていた事が解りました。

サシバの幼鳥だと気づかずに失敗写真として削除してしまった画像データも多々あるのではないかと思い 後悔しています。

 

写りが悪くて人に見せられない写真だったとしても その後の探鳥や他のバーダーさんへの情報提供の為に記録として残しておくことも必要ですね。

 

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