先月の写真になりますが…
曇天続きの中の貴重な晴れ間に訪れた国頭村某所で撮影したあとすっかり忘れていた
無印ツバメの写真を上げていきます。
県外の方々にとっては夏鳥として珍しくもないのでしょうが沖縄では春秋に旅鳥として飛来し越冬する個体は少数。
こちらではツバメといえば留鳥で固有種のリュウキュウツバメなのですが そのリュウキュウツバメの群れに混ざって一緒に行動しているところをよく見かけます。
以前にも書きましたがリュウキュウツバメとの見分け方は、ツバメの方がリュウキュウツバメより体が大きく尾羽根が 二股に分かれているように見えるいわゆる燕尾状になっているところです。
この日は その混群の中にイワツバメも確認できたのですが写真は撮れず。
沖縄の生物は九州以北に生息している近縁種に比べると小型になる傾向が強いそうで、リュウキュウツバメもツバメやイワツバメに比べると小柄なので リュウキュウツバメの群れに混ざっている別種のツバメを見つけるのはそれほど難しくないので、沖縄でバードウォッチングを始めたばかりの皆さんもツバメの群れを見つけたら「なんだリュウキュウツバメか」と思わずによく見てみてはいかがでしょうか。